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CO2 排出量


環境への負荷とは

私達の活動は、商品の開発・製造・販売です。
作業工程を見ていくと、まず原材料の調達(輸送・消費)から始まり、水道・電力の消費と包装等の加工と廃棄物処理が必要です。同時に営業活動や出張、納品においてはガソリンや電力などのエネルギーを消費しています。完成品は各販売店に配送されますが、配送にかかる梱包材をはじめとする輸送や販売の際にも消耗品が必要です。
お客様が使用された後、リサイクルもしくは破棄されたパッケージは廃棄物としてCO2を排出します。


排出量を算出するにあたり多くのデータを参照し計算していく中で、材料などのロスやゴミ・輸送などの無駄を発見し、製造効率の向上にも役立っています。

排出量の減少への取り組み

2019年 9月

CO2排出量を削減するべく、以下のような取り組みをして参りました。

  • 弊社で使用する電気は全て自然エネルギーに変わり、電気のCO2排出量はゼロに(100%削減)
  • 社用車は電気自動車を採用し、ガソリン使用は最小限(68%削減)
  • 雇用者の自転車通勤推奨(43%削減)
  • 紙類や各種消耗品の使用を抑えて可能な限りデジタル化
  • 環境対策の無いサプライヤーの見直し、非効率な取引方法の見直し
  • 積極的にリユースし、廃棄物を削減

上記の取り組みで弊社事業のCO2排出量は劇的に削減されましたが、全体の多くを占める'カテゴリー1:購入した製品・サービス'をはじめ、販売量と比例して増加する項目については思うように削減できていないのが現状です。

  • 購入した製品・サービス:12%増加 販売量増加
  • 上に関わる輸送(上流):20%増加 サプライヤー切り替えの重複
  • 事業から出る廃棄物:5%増加 使用原料増加
  • 販売先への輸送(下流):6%増加
  • 販売した製品の廃棄:22%増加 パック販売数の増加


今後の課題

  • リサイクルPET素材を使ったパッケージの導入率を上げる
  • リユースパッケージを販売開始と利用促進
  • 輸送の効率化と削減対策
  • 雇用者の環境対策の促進(次項)

2019年4月より開始したリユースパッケージの取り組みの効果が出ると'販売した製品の廃棄'は減少する見込みです。
リユースは情緒とともに

2019年9月より導入するリサイクルPET素材を使ったパッケージでは、未発展市場ながら化石燃料の使用を削減していますが、さらにボトル製品のリユースを組み合わせて、限りなく持続可能性の高い事業を目指しています。
リサイクルPETパッケージ導入のお知らせ(2019年6月14日)



家庭での環境対策

こうして数年間取り組んでいますと、事業での削減対策だけでは不十分だということがよくわかります。我々のような小さい会社の排出量は、家庭3世帯分ほどしかありません。そこで、次のステップとして弊社社員の家庭での環境対策を推奨して参ります。

以下の削減対策をして、実績を届け出ることによって手当を支給

  • 自転車通勤手当
  • 自宅の自然電力化手当て(予定)
  • 電気自動車手当て(予定)
  • 使い捨て容器の削減手当て(予定)

企業でのCO2削減に限界があるように、家庭での削減にも限界があります。しかし、対策をするかしないかは、主に資金的余裕の有無に強く関連していることも事実です。また、CO2だけではなく資源の問題や、相対的に自然へのダメージを与える要因を考えていかなければならない、複雑で面倒なことでもあります。しかし、CO2や環境不可を数値化してみると、削減も楽しいものです。新しい何かを買う正当な理由付にもなります。

どんな理由であれ、環境不可について考え、間違っていたとしても前に進むこと、それ自体が大きな一歩です。各ご家庭で楽しみつつ取り組んでもらえるようなことも今後は考えて取り組んで参ります。


2019年 - 排出量の概算調査

期中ですが前年度比較のために2018年分を概算で算出しました。(2019年2月)


カテゴリカテゴリ名排出量 [CO2e-t]構成比 [%]前年比 [%]
カテゴリ1購入した製品・サービス8.3635.877.2
カテゴリ2資本財00-100%
カテゴリ3Scope1,2に含まれない
燃料及びエネルギー関連活動
0.261.1329.7
カテゴリ4輸送、配送(上流)0.070.393.1
カテゴリ5事業から出る廃棄物0.040.290.1
カテゴリ6出張(通勤手当以外の燃料含む)8.4436.2-
カテゴリ7雇用者の通勤5.2222.481.6
カテゴリ9輸送、配送(下流)0.723.1138.8
カテゴリ12販売した製品の廃棄0.200.9118.2
合計23.31100.086.1
※カテゴリ8、10、11、13、14については該当する事業無しの為省略しています。
前年度との比較
調査開始以来、初めて減少しました。資本財の購入が無かったことと、昨年度の一括仕入れが主な要因ですが、棚卸次第では合計値は横ばいかと思われます。しかし、電力・水道の使用量が大幅に増加しています。今年度は電力は100%再生エネルギー、水道は使用箇所統合によって減少を図ります。
カテゴリ1:材料以外のもの
構成比としては炭酸マグネシウムが38%、Tシャツや輸入品(フレンドリーフット)等の商品増加があって全体の27%。梱包用ダンボールが14%、倉庫に使用した建築資材が15%で、パッケージやステッカーなどが残りの5%でした。
木材分は倉庫改築で必要だったため、今年度は減少予定。その他削減できる余地があるのは梱包用ダンボールで、通い箱に変更する方法を思案中です。
カテゴリ2:資本財の排出量について
経理上の資本となる機材や他資本財の追加購入はありませんでした。
カテゴリ6:出張の排出量について
新しく社用車の燃料費が算入されたため、大幅に上がりました。また、国内の自走による出張が続いたこと、社用車の燃費の悪さなどに起因しています。*自己の車移動は、排出量が公共交通に比べておよそ8倍
カテゴリ7:通勤の排出量について
社員の自転車通勤の実施のおかげで18%減少できました。構成比としては8%を下回りました。
カテゴリ3:電力・水道
昨年までは他事業とシェアしていたため、今年が初めての算出となる電力。昨年の3.3倍と、思ったよりも高い数値でした。水道も同じ。これを基本として、省エネルギー、再生エネルギーの生産に勤めて減少させていきます。
*19年2月より100%再生エネルギーの電力会社から電気供給を受けます。
総括および2019年からの活動
2018年からは事務所・工場を1つの場所に集約しました。予想を超えて、燃料に関する排出量が増加していました。燃料関連は削減可能な範囲が多いので、再生エネルギーの生産などを視野に入れつつ減少に向けて対策していきます。



Update : 2019年1月29日