第2回ラジオの続き。BOOSTテスト。

インタビューの後に、芝生の上でBOOSTのフリクションテストをしてみました。

テストは、ホールドを地面に置いて、持ち上げられるかどうか、というごく単純な方法を用いました。

使用したホールドはCheeta HoldのEos(http://pump.ocnk.net/product/7621)と、Wahaaah!のデュアルテクスチャーEmanuela(http://aixhold.ocnk.net/product/454)を使用しました。

 

テスト風景。

こんな感じです。

 

まず、Cheetaのホールドでテストしたのは以下の3タイプ。

  • BLACKのみ
  • BOOST+BLACK
  • BOOST+Mammutの液チョー+BLACK

持ち方に慣れが必要で、10分ほど擦った揉んだして、ある程度持ち方がわかってから、改めてひとつずつ検証しました。

 

「ホールドを持ち上げる」だけの単純作業なので、結構純粋な結果がわかると思います。もちろんこれも人それぞれで、ハカセとユーキでも大分持ち方が異なってました。

このテストだけで言うと、BOOST+BLACKの組み合わせが抜群で、結構楽にホールドを持ち上げられました。液体チョークを使ったものは、チョーク単体よりも少しは持ち感がよくなるものの、ホールドを持ち上げることはできませんでした。

ユーキが言うには、「持ちが長くなる」とのことだったので、こればかりは実際にルートで使ってみて試してみようと思います。

 

次に、デュアルのホールドでのテストです。ここでは、BLACKのみ、BOOST+BLACK、そしてBOOSTのみ、という3パターンでテスト。

結論から言うと、BLACKのみでも、BOOST+BLACKでも、絶望的でした。これっぽっちも持てる気がしません。ですが、BOOSTのみで、乾くちょっと前くらいに触ってみたら、不思議と持てました。感覚としては、持てるというより、くっついてる感じです。なので力をあまり入れていません。

実際に岩や壁を登るとなると、力を入れて保持するので、このテストが実践的に使えるかどうかはわかりませんが、あまりの違いに二人とも、いや、ユーキのパパと3人して驚きました。

こちらは携帯での撮影。BLACKだけのバージョンと、BOOSTだけのバージョンで、WATAAAH!との決闘シーンです。

 

今回のテスト報告は以上です。
色々試すと、それぞれの対象に適した使い方があることに気付きました。

また実験やテストについては適宜報告差し上げていこうと思います。